健康に良い食べ物5つに推奨(2018年4月13日)
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(2018年4月13日刊)で
健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品5つに
茶色い炭水化物が推奨されています。
<①魚、②野菜と果物、③茶色い炭水化物、④オリーブオイル、⑤ナッツ類>
茶色い炭水化物とは、玄米・蕎麦・全粒粉など。
⇒『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』
玄米の豆知識:栄養・ダイエット効果・白米との違い・こだわりの逸品
平成に入ってから、玄米が見直されたことがありました。
「全粒穀物が健康に貢献する」という科学的な根拠によるものですが、
摂取の仕方によっては、がん予防効果があるとも言われています。
『学者が選ぶ 世界で最も健康的な食べ物50』26位:玄米。
※出典は巻末に記載
玄米の豆知識が、じぶんの健康+みんなの健康につながっていけば良いですね。
世界で最も健康的な食べ物50 26位:玄米
玄米とは、まだ精白されていない状態の米のことです。
精米といわれる白米は、玄米から糠を取り除いて作られます。
(これが精白)
白米よりビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、
健康食品として用いられていますね。
玄米の栄養
玄米の主要な栄養素は、白米の4倍程度多く含まれています。
つまり、玄米ご飯を1杯で、白米ご飯1日分と同じ程度の栄養価を
得られることができるということです。
白米に対する玄米の栄養価:食物繊維8.8倍、タンパク質1.3倍、
脂質2.5倍、糖質1.0倍、カルシウム2.0倍、リン4.3倍、鉄4.0倍、
カリウム4.0倍、ビタミンB1 4.8倍、ビタミンB2 1.5倍、
ビタミンE 3.7倍、マグネシウム12.0倍、亜鉛1.4倍 など。
【食物繊維】=食物繊維は便秘の解消に効果的。
体内の余分なコレステロールや糖分、発がん物質などの
有害物質の排出を促すことで、糖尿病やがん、
動脈硬化から引き起こしやすい脳卒中や心筋梗塞など、
生活習慣病を防ぐのに効果があるといわれています。
日本人の食物繊維の摂取量は、
目標摂取量(20~25g)に達していないようですが、
ご飯を白米から玄米に変えるだけでも、
不足分(5~10g)を補えます。
ビタミンB1=ビタミンB1は体内で糖質(デンプンや糖分)を
エネルギーに変えるのに不可欠な成分です。
不足すると糖質を効率よくエネルギーに変えることができずに、
イライラする、疲れやすいという症状があらわれます。
また、余分な糖分を脂肪として体にためて
肥満になりやすくなることにもつながっていきます。
玄米のダイエット効果
玄米と白米のカロリーはほぼ同じです。
しかし、噛みごたえがあるので、
自然と咀嚼(そしゃく)回数が増えて
満腹感が得やすくなります。
さらに、野菜類との相性がいいので、
カロリーを抑えた食事になっていきます。
玄米を食べられる飲食店も、
街中でお馴染みになってきましたね。
栄養素の高い籾殻(もみがら)
籾殻の部分に農薬や放射性物質が
残留してしまうことが認められています。
ただし、玄米にはデトックス(拝毒)作用が大きく、
余分な化学物質・農薬なども代謝してくれますので、
仮に農薬を使った玄米を食べたとしても、
それほど心配することは必要ないようです。
できれば、自然栽培や有機栽培されたものを選びたいですね。
玄米:こだわりの逸品通販・お試し
兵庫県豊岡市中谷(なかのたに)村の田んぼ。
2000年ごろからコウノトリをマークにして減農薬のコシヒカリ栽培に取り組み、
人と自然とが共生できる農業をおしすすめてきました。
化学肥料を使用せず、節減対象農薬の使用量を90%削減し、
今では、豊岡市のコウノトリ舞い降りる田んぼに認定されるほど、
野生のコウノトリといっしょに暮らせる安全安心な環境が実現しています。
出典:2012年6月29日「The Healthy Living Editors of The Huffington Post」
⇒Healthy Food:50 Of The Best In The World
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